朋美の作品をプレイしていると、色々モラルが壊れていることに気付くと思います。
エロックスの父親が連続殺人犯だったり、バーニングがお色気担当の娼婦みたいだったりと枚挙にいとまがないです。
これは、朋美がイメージしている世界観が、現代の日本のように法治国家ではないからです。
力が支配する世界で、強いものがやりたい放題しています。
なので、欲望に忠実に生きることが、朋美のファンダジー世界ではデファクトスタンダードです。
そういう世界ですけど、神性にして侵すべからざる「光の聖女」という存在もいます。
あまり登場してこないですけど、アミーン帝国の帝都に神殿を持っていて、帝国人の精神的な支えになっています。
美と愛と癒やしの女神ミーテルが、酒乱気味の露出狂なので、朋美のファンタジー世界には厳密な神性な存在というのはそんなにいないです。